
Image by: ?Launchmetrics Spotlight

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「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」が、2016年秋冬のデビューコレクションから10周年を迎える2026-27年秋冬オートクチュールコレクション「INFERNO(火の海)」をパリで発表した。
デザイナー中里唯馬は、火山島であるカナリア諸島のテネリフェ島でのフィールドワークから着想を得て、「水と火」「太陽と月」といった相反する要素が共存する「表裏一体(Duality)」の思想を衣服に落とし込んだ。
ショーは、日本の伝統芸能である能?狂言の演出技法「物着(ものぎ)」を通して表現を試みた。全て長方形から作られる着物のように、舞台上に立つ5人は同じ形の衣服をまとっている。舞台上で着こなしを変え、青から赤へと存在の変容を視覚化。壊れやすい陶器で構築した「繊細な鎧」と呼ぶドレスは、防衛と闘争を意味する鎧の機能を反転させ、保護と脆弱性の二面性を浮き彫りにしている。
マテリアル開発では、エプソン(EPSON)との「ドライファイバーテクノロジー」がさらに進化。今回はYKKを加えた3社共同により、廃衣類を再生したファスナーを用いて、循環型クチュールの可能性を拡張した。
また、村田製作所(muRata)との協業による、非接触チップを埋め込んだ写真集を制作。スマートデバイスをかざすことで背景にあるテキストや映像にアクセスできる、新たな鑑賞体験を提示した。
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