

実は、ワールドカップは、サッカーの祭典であると同時に、世界最大級の“ヘアスタイルの見本市”でもあります。スター選手たちはプレーだけでなく、髪型でも注目を集め、ときには世界的なトレンドを生み出してきました。今回は1970年代から2020年代まで、各時代を象徴したワールドカップのヘアスタイルを振り返ります。
ADVERTISING
目次
1970s:コートでなびく「ミディアムヘア」

Image by: Getty Images
向かってくる相手を軽やかにかわすプレースタイルから“空飛ぶオランダ人”と称されたオランダ代表のヨハン?クライフ(Johan Cruyff)。1974年のFIFAワールドカップ西ドイツでは、ロックカルチャーの流れを汲んだミディアムヘアで登場。プレーの美しさと相まって、その髪をなびかせながら駆ける姿は世界中のファンの記憶に刻まれ、サッカー選手の新たなスタイル像を印象付けました。
1980s:音楽シーンの流行を取り入れた“マレットヘア”

Image by: Jean-Yves Ruszniewski via Getty Images
1986年のFIFAワールドカップメキシコでアルゼンチン代表のキャプテンを務めたディエゴ?マラドーナ(Diego Maradona)。大会では“神の手ゴール”やドリブルでの5人抜きなど、サッカー史に残る名場面を演出。最終的に全7試合で5得点?5アシストを記録し、チームを優勝に導く伝説的な活躍を披露しました。そんな彼のヘアスタイルは、トップやサイドにボリュームのあるカールを施し、襟足を長く残したどこかやんちゃな印象の「カーリーマレット」。当時すでに音楽シーンなどで人気を集めていたスタイルでしたが、世界的スターとなったマラドーナのトレードマークとしても広く認知され、サッカーカルチャーを象徴する髪型のひとつとして記憶されています。
1990s:後ろ髪を伸ばした「“神聖なる”ポニーテール」

Image by: Richard Sellers via Getty Images)
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」という言葉でも知られるロベルト?バッジョ(Roberto Baggio)。サッカー界で最も権威ある個人賞のひとつ「バロンドール」を受賞した翌年の1994年FIFAワールドカップアメリカでは、イタリア代表の10番としてチームをけん引しました。トレードマークの後ろ髪だけを長めに伸ばしたポニーテールは、「イル?ディヴィン?コディーノ(神聖なるポニーテール)」の愛称で親しまれ、当時のサッカー少年や若者たちに大きな影響を与えました。
2000s:日韓W杯で話題 “ベッカムヘア”と“ひどい髪型”

Image by: Richard Sellers via Getty Images
イングランド代表として出場した2002年FIFAワールドカップ日韓で大きな注目を集めたデビッド?ベッカム(David Beckham)。卓越したプレーに加え、その端正なルックスでも世界的な人気を誇り、日本国内では「ベッカム様」が流行語大賞にノミネートされました。サイドを短く刈り込みトップに長さを残した通称“ベッカムヘア”のソフトモヒカンスタイルは、同じ髪型をオーダーする人が続出し、サラリーマンの間でも流行するなど社会現象的なブームを巻き起こしました。

Image by: Alessandro Sabattini via Getty Images
時を同じくして、2002年FIFAワールドカップ日韓で大きな話題を集めたのが、ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)。日本では“大五郎カット”とも呼ばれた前頭部の一部だけを残した奇抜なヘアスタイルは世界中で注目の的に。決勝で2ゴールを沈めるなど、そのセンセーショナルな活躍に憧れ真似をする子どもたちが続出しました。後年には本人は「ひどい髪型だった。真似をした子どもたちのお母さんには申し訳なく思っている」とコメント。髪型の理由については「怪我の話題からメディアの目をそらすためだった」と明かしています。
2010s:遊びのある“モヒカン風ヘア”

Image by: Buda Mendes via Getty Images
母国開催となった2014FIFAワールドカップブラジルでネイマール(Neymar)は、第2戦の直前にサイドを刈り上げてトップに動きをつけたモヒカン風ヘアを金髪に染め変えて登場しました。同選手はブレイズやピンク髪など髪型を次々と変えることで知られており、そのたびに注目を集めてきたサッカー界のファッションアイコン。かつてのサッカー選手が「真似される髪型」を生み出したのに対し、ネイマールは「ヘアの変化そのもの」が注目を集める存在でした。
2020s:三笘の1ミリに「ブラボー!」 日の丸を意識した“赤モヒカン”
画像

Image by: Richard Heathcote via Getty Images
2022 FIFAワールドカップカタール大会直前、日本代表の長友佑都は日の丸を意識した赤モヒカンで登場。「チームと僕の燃え盛る情熱を表現したかった」と染め上げた理由を明かしています。このほか、スペイン戦では「三笘の1ミリ」と呼ばれる歴史的な決勝ゴールが生まれ、試合後に長友が叫んだ「ブラボー!」も流行語になるなど話題を集めました。同大会では、かつてのように大会を象徴する大きなヘアトレンドが生まれなかったものの、選手それぞれが個性を表現する多様なヘアスタイルが見られ、時代の変化を感じさせました。
最終更新日:
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【サッカーW杯2026】の過去記事
RELATED ARTICLE
関連記事
足球即时比分,比分直播
アクセスランキング

PRADA -Men's- 2027 Spring Summer

無印良品が「日本の古家具」を発売 古民家から回収した箪笥など全8種類

Ralph Lauren Purple Label/Polo Ralph Lauren -Men's- 2027 Spring Summer


















