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「人間が最も幸福なのは集中しているとき」、新ランニングブランド「インニコン」デビュー

?村田太一

 デザイナー非公開で、人間の内面にアプローチすることを目指すランニングウェアブランド「インニコン(INNICON)」がデビューした。6月12日から「ミーンズワイル(meanswhile)」の旗艦店「ミーンワイル(meanwhile)」で順次取り扱う。

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 同ブランドでは、ブランドイメージを固定させたくないという考えから、デザイナー名を非公表としている。数年前に瞑想とランニングを始めたという同氏は、身体性を通じて内面に向き合う点で瞑想もランニングも本質的には同じだと感じ、従来と異なるアプローチでランニングウェアを届けるブランドとしてインニコンを立ち上げた。「みんなで楽しく走るのもランニングの楽しみ方だが、静かに自分と向き合うのも考え方の一つ。人間にとって最も幸福なのは集中しているときだと考えているので、こうした感覚を服を通して届けていけたら」。

 ブランド名は、内側を指す「イン」に、「今、ここに集中する」ことを示す禅用語「ニコン」を融合させた造語。ブランドロゴは、呼吸する際の空気の流れをイメージしてデザインした。ファーストコレクションは、機能性を備えつつ、「着る人が自身の内面を省みてほしい」という思いで手掛けたランニングジャケットやパンツ、ウエストバッグ、フリースウェアといった10型をラインナップする。価格帯は2?5万円ほど。今後、卸売を始めることも視野に入れているという。

 プロジェクトの発表に際して同ブランドは、京都のアートコレクティブ「オチル(Ochill)」の協力を得て、来場者を対象にした石積み体験会を実施。一切の情報を遮断し、石を積むことに集中する環境を創出することで、インニコンが考える一種の「瞑想状態」を提供した。

最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

村田太一

Taichi Murata

群馬県出身。男子校時代の恩師の影響で大学では教員免許を取得するも、ファッション業界への憧れを捨てきれず上京。2021年にレコオーランドに入社。主にビジネスとメンズファッションの領域で記事執筆を担当する。幼少期、地元の少年野球チームで柄にもなくキャプテンを任せられた経歴を持ち、今もプロ野球やWBCを現地観戦するほどの野球ファン。実家が伊香保温泉の近くという縁から、温泉巡りが趣味。

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