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2027年春夏メンズトレンド バッグ編──リゾート気分とジェンダーフルイド

?村田太一

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 2027年春夏シーズンのメンズファッションウィークの取材を通じて、バッグのトレンドを分析。今季のコレクションテーマとして挙がった「旅」や「リゾート」のムードを高めるバッグは、しなやかな素材を用いるなどデザインと機能性を両立。ジェンダーフルイドの流れはスタイルのアクセントとしても現れており、トップハンドルバッグの提案が増えている。

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ボストンバッグ

 ランウェイで存在感を強めたのは、収納力のあるボストンバッグだ。「オーラリー(AURALEE)」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」などが、日常からバカンスまで対応するボストンバッグを提案した。レザーだけではなく、ファブリックを用いるなどして軽量化を図っている。「旅」がメゾンの原点である「ルイ?ヴィトン(LOUIS VUITTON)」からは、アイコンバッグの「キーポル?や「スピーディ P9」がさまざまなバリエーションで登場。総ビーズやパイソンといった、プレミアムな素材や仕様のモデルも。スーベニア風のチャームで飾るなど、自由なアレンジで旅を彩る。

THOM BROWNE

レクタングルバッグ

 ウィメンズが主流のトップハンドルバッグが、ジェンダーを問わないデザインでメンズコレクションに登場。長方形のフォルムで、肩にかけられる長めのハンドルがついたレクタングルバッグが、新鮮なアクセントとなった。「オーラリー」はミニマルなデザインの円柱型バッグに鮮やかなレッドを取り入れ、「フェン?チェン?ワン(Feng Chen Wang)」はデニム生地にフラップポケットをあしらったカジュアルな佇まいで、ひねりを効かせたデイリーウェアと合わせた。

AURALEE

ソフトバッグ

 2026年秋冬シーズンから引き続き、しなやかな質感のソフトバッグもトレンドの一つとなっている。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」では柔らかなレザーと脱構築的なシルエットがリラックスしたエレガンスを提示し、「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」ではふっくらとしたボリューム感がアクセントに。身体のラインや動きにフィットし、スタイリングにエフォートレスな大人の余裕を漂わせている。

DRIES VAN NOTEN

ウエストコンシャスなバッグ使い

 そのほか今シーズン注目したいのが、ウエスト部分に目線を誘導するバッグ使いだ。「プラダ(PRADA)」は太めのベルトに金具でナイロンポーチを取り付け、「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」は、薄型のクラッチバッグを差し込むスタイリングにより、最小限の荷物で自由に生きる男性像を想像させた。「カラー(kolor)」 は、パープルをベースにしたスポーティなモックネックTシャツとグレンチェックのショーツのカジュアルな組み合わせに、ブラックのウエストバッグを合わせることで全体の印象を引き締めた。

PRADA

SOSHIOTSUKI

kolor

2027年春夏メンズコレクション?トレンド特集

最終更新日:

文?村田太一

Taichi Murata

FASHIONSNAP 編集記者

群馬県出身。男子校時代の恩師の影響で大学では教員免許を取得するも、ファッション業界への憧れを捨てきれず上京。2021年にレコオーランドに入社。主にビジネスとメンズファッションの領域で記事執筆を担当する。幼少期、地元の少年野球チームで柄にもなくキャプテンを任せられた経歴を持ち、今もプロ野球やWBCを現地観戦するほどの野球ファン。実家が伊香保温泉の近くという縁から、温泉巡りが趣味。

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